手楽来家で毎朝、必ずやっていることがあります。
ラジオ体操です。
音楽にあわせて「1、2、3、4・・・」とやりますが、 手楽来家に通っているのは聴こえない人がほとんどです。
音楽の音がかすかに聞こえるという方もいますが、ほとんどの人は音楽を流してもあまり意味がないくらい、聴こえない状態です。
いったいどうやって体操しているのか、と聴こえる人から質問がありました。
利用者は「身体で覚えるのさ」と答えていました。 話を聞いてみると、青春時代を過ごしたろう学校(聴こえない人が通う学校)では、音楽を使わずにラジオ体操をするのが当たり前だったとか。
何回も繰り返しているうちに、身体で「音」を覚えているようです。
今日の朝も元気よく、週末の疲れを癒しながらラジオ体操を行っていました。