最近、手楽来家にはちいさなお子様を連れたご家族がくることがあります。
赤ちゃん、小学校入学前の子、様々です。
そんなご家族が声をそろえてお話するのは
「産まれた子が耳が聞こえないことがわかると、病院では最初に人工内耳を勧められる。
すごく悩んで夫婦でやっと出した答えが人工内耳をやめて手話でコミュニケーションをとろう、そう決めて手楽来家にきました。」
とお話されます。
すごい覚悟だなと思います。非言語で子供を育てることは簡単なことでないと思います。
そんな人たちのお手伝いをしていきたい!と改めて感じました。
尊敬する友人が話していました。
「例えば、『AからBの場所に登って行く』として、『健常者は階段で歩いて行けます。肢体不自由の人はエレベーターでなければ行くことができません。』この状況は言い方が悪いだけであって、健常者だって階段を作らなければ行くことはできないよね。だから『障害者だからできない』ことは無いと思う。」
こう思える人たちが増えたら、きっとろうの子供たちもご家族も、不安のない環境ができるんじゃないかな~と思う2013年です。