何と読みますか?

7月になりました。和暦では文月。

12月の師走は有名ですが、その他の和暦は広告や新聞などの活字でもあまり登場しないからか、馴染みがないように感じます(いえ、もしかしたら私が気付いていないだけかもしれません)。

 

手楽来家では、聴こえない人を対象にした漢字の講座を開講しています。

手楽来家のメンバーから「漢字は少なくとも読めた方が社会生活を送る上で役立つから勉強したい!」という声から、

今年初めて開講してみました。

 

週1だけですが、他のメンバーからも「これは何と読むんですか?」だけではなく、「意味は何ですか?」と質問が出てくるようになりました。その度、職員や他のメンバーは絵を描いたり、板書したりしながら説明しています(答えられないときは、一緒に調べたりすることもしょっちゅうです)。

 

手話でコミュニケーションをとっているとはいえ、音声言語の日本語についても関心を持つ。

 

これは、社会で生きていく上で必要だから覚えたい、勉強したい、あるいは、勉強しないといけない、という必然的な動機からくるものだと思います。

例えば、手楽来家の中で仕事をしているときも、文字による日本語を見かける場面は多くあります。資料だったり、メールだったり、筆談だったり、連絡ボードだったり。必然的に、日本語に触れる機会が多いということですね。

 

しかし、日本語だけを知っていても、そこに「音声」が伴うことによって、

聴こえない人のコミュニケーション方法が、他の聴こえる人と異なってきます。

 

それでも日本語(漢字の読み方、意味、概念)を知りたがるという気持ち、

それくらい生活の中で日本語は大きな影響を持っている、ということでしょうか。

 

 

分からないことがたくさんあるけれど知りたい、という気持ちは、いくつになっても持ち続けていきたいものです。