初耳って?

「初耳」という言葉について、聞こえない人は、どのようなイメージを持っているのか、私は少し考えてみました。

 

いきなりで、どうして?と思う方もいらっしゃると思いますが、数年前、とある喫茶店でろう者の方に教えて頂いたのが、「耳マーク」。

 

恥ずかしながら、そのときは、初めて見ると同時に初めて聞いたので、「初耳だね!」と答えました。

 

ろう者の顔を見ると、伝わったのか伝わらなかったのか。

 

「初めて/耳」という表現だったと思います。「聞く」を表せば良かったかもしれませんが、当時の私は「耳」と表しました。

手話表現が曖昧で上手く伝わらずに苦労をしました。

 

耳マーク、みなさんはご覧になったことありますか。

 

耳の形をデザインしたステッカーですが、ろう者からの話では、公共施設などで見受けられるとのことです。つい最近も、とある銀行でも目にしましたが、前に見た耳マークとはデザインが少し違っていました。

 

注釈に「聞こえない人は、お知らせ下さい。筆談で対応できます。」とありました。

 

公共施設やサービス業を中心に拡がっていることは、とてもいい事だと思いますが、私の友人や知人の間(手話やろう者との関わりを持ったことが無い人たち)にとっては、まだまだ、分からない人が多いです。

 

耳マークがあるからやむなく対応する、というあり方ではなく、本来の思いやりの気持ちを大切に、少しでもお互いを分かっていける環境が増えていくことはこれからも大切ですし、そんな意味でのマークであって欲しいと思います。

 

耳マーク、という呼称がありますが、お互いを思いやるという意味では、私は、「福耳シール」とも呼びたいと思いました。皆さん、街角で探してみてください。