
「難聴」ってどんなイメージがありますか?
個人的には「聴こえにくいけど聴こえる」って思っていました。
でもどのくらいが聴こえてどのくらいが聴こえないのかって考えたことがありませんでした。
難聴者の方に困ったことは?と聴くと、「大勢いる場所での会話」が聴き取れずに苦労するそうです。
それを考えると、補聴器をつければ聴こえる、わけでもなかったり、大きな声を出せば聴こえる、わけでもなかったり。
高い音が聴きやすい人、低い音が聴きやすい人というのもあります。
また、コミュニケーション方法はそれぞれ違ったりします。
口話、筆談、手話、、、
聴こえないから手話が出来るわけではありません。
途中失聴の方はすでに音声で日本語を修得しています。
聴こえなくなってきたから手話を覚えるかといえば、そうではありません。
聴こえにくくなってきたおじいちゃんが手話を覚えるかといったら難しいかもしれません。
手話は聴こえない人の言語です。今の日本で周囲に手話が出来る人がいるでしょうか?
自然に聴こえてくることもなく、手話がそこらじゅうで見れることもありません。
聴こえる、聴こえない、聴こえにくい、それぞれが互いに努力し合って
目に見えない障害を受け入れられる人が増えるように活動していきたいと思います。
手話を言語と認めている国もあります。日本もそうなりますように!
メリークリスマス!